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八王子中屋ジム プロモーターの喜怒哀楽
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本日は外回り。

その間にも飛び交う話、荒川仁人の次の試合。2階級制はのホルヘ・リナレスとのサバイバル戦。

それをゴールデンボーイが正式にプレスリリースしているではないか、


  Canelo Alvarez VS Alfredo Angulo

しかも荒川の試合に向けてのコメントまで書いてある。

彼はいつ契約を交わしたのだろう、ってそんなわけはない。まだ陣営は契約書も見てはいないんだ。

でも確かにオファーは来ていて、話も進んでる。

もし、本当に正式に決まったら、
日本の皆は荒川とリナレスの対戦を楽しみにしてくれるだろうか?
試合のゴングが鳴るまでワクワクしてくれるだろうか?
どっちが勝つと思うだろうか、、

場所はラスベガス、

メインにはカネロ・アルバレス。

荒川とリナレス。

決まれば一緒に日本のボクシングを世界に見せたい。

この舞台にこの試合、その噂話が出ている荒川を誇らしく思う。



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今日の朝、あいさつ回りをしていた時にネットのニュースでWBC会長ホセ・スレイマン氏の悲報を知った。

 世界ボクシング会のリーダーと言われたスレイマン会長、自分が氏と初めて話したのが荒川仁人の世界タイトル王座挑戦者決定戦で訪れたメキシコシティ、試合前のWBC定例会の中だった。ホセ・スレイマン会長は荒川に声をかけてくれた、

「試合の前まではアウェーでということで大変かもしれないが、試合が始まってしまえばそんな事は関係ありません。今回の試合はレフェリーやジャッジの3人もアメリカ人で集めました。」

 そして行われた挑戦者決定戦、試合は壮絶なアウェー判定により荒川が敗れた。

 試合後、リングサイドにいるスレイマン会長に対し、まともに喋れもしないスペイン語でまくしたて続けた自分。黙る彼を見て周りの人達が引いていたらしい。

「あんなに黙ってるスレイマン、見たことないですよ。」

 一緒に戦ってくれたメキシコ在住の日本人記者さんに言われ、後でその存在の大きさを知り今度は自分が引いた。

 その試合後にカンクンで行われたWBC総会、のランキング委員会。今度は気をつけながらしっかりと主張だけはしようと臨んだ、が、その結果、マイクの前に立った瞬間から殆ど何も主張させてくれなかった、というより何も喋らせてくれなかった。

「あんなにスレイマンを怒らせて心配したよ。」

 後で総会常連の日本人プロモーターの方にそう言われ、周りからも自分に向かって親指を立てて来たり、握手を求めたりしてくる外国人関係者達の姿、、、

嗚呼、違うんだ、全然逆らっていたわけではないんだ、何故こうなった、、、荒川はランキングが1位から2位へと落ち着き、再戦命令を受けた。

 そして去年のバンコクWBC総会、スレイマン会長はこの頃から体調を崩しており、1975年以来初めて総会を欠席した。そのバンコクでWBC役員が自分に声をかけてくる、

「今年は喧嘩する相手がいないな。」

 だから、、、違うんだ、、、ランキング委員会後、スレイマン会長へのお守りを息子さんで事務総長のマウリシオ・スレイマン氏に手渡した。回復を心より願った。

 スレイマン会長はエキサイトした後のパーティーなどで、話す機会が僅かでもあると必ずフォローをするように声をかけてくれた。更にフォローしてくれたのがマウリシオ氏だった、感謝。

 自分達のWBCタイトル挑戦の道は続いている。今度もWBCの特別な冠の下、試合を行うことになるだろう。

 そして願わくば今年こそあの、黄金と緑に輝くベルトを誰かに巻かせてあげたい。

 ホセ・スレイマン会長、ご冥福をお祈りいたします。


(問い詰めすぎて、あの時はすみませんでした。)

 

一応、自分の職業はボクシングのプロモーターということになっている。

実務が中々、伴わないから皆、自分のことをマネージャーだと思っている。まぁ、どっちでも構わないっス。

普段は雑務が主な勤め、たまに試合のマッチメイクなんかの交渉事をすることもある。おもに海外担当。

掛け算、割り算するほど、複雑なことは今までそんなになかった。大抵はいろいろなメリット、デメリットを足し算、引き算しながら現実を受け入れて話を進めるんだ。ああ、そうか大変なるのはこれからだきっと、自信は、勿論ない。

ある選手達の海外での試合を望み、臨んで始まった今年の仕事。大切なのは保つモチベーション。選手達はプロと呼ばれるだけあって、立派ですよ、本当。

そんな時、ジムの会員の子供が聞く、

「一生さんはいつもなにやってるんですか?」

大切なのはモチベーションを保つこと、、、

もっとがんばるよ、自分。
1年以上放置していたブログを再開しました。


(働いてた、ふりをする私と荒川仁人 in カンクン,2012年WBC総会)

始めるにあたっては前の再開時と同じ理由です。

  新たな始めに

tuwitterも始めました。

  https://twitter.com/isseinakaya

色々始めて収集着くかはまったくもって分かりませんが、今年はちゃんとゆったり続けたいと思いますので、宜しくお願い致します。

昔の旅の話はこちらから。

  諸国漫遊記

海外と日本のボクシング界の違いや、貧乏旅行の楽しみや苦しみ、本当に行くべきだったのか、など、特に意味のない、お菓子みたいなことを書いてます。

今年は自分の仕事も飛躍の年に成るか!?がんばります〜。

”ウエイトトレーニングなんて、チーズケーキを、叩いて鍛えようとするようなものさ。"

by Mike Tyson

そういえばタイソン、引退後にいろいろ告白してたっけ、、、




 ”Lightning never strikes the same place twice”( 同じような悪いことは同じ人に二度起きない.)


 予定していた東洋太平洋スーパーウェルター級王者"The Lightning"チャーリー太田のアメリカ第2戦は、またも相手側の問題によりキャンセルとなり、それでも計量会場に足を運び、秤に乗って、しかしやはり試合はキャンセルで、会場を後にし食事をしていた際にチャーリーが話していた。

「僕のニックネームの"The Lightning"、アメリカではLightningは同じ所には2度落ちない、ということわざがあるんだ。日本にはそんなことわざはない?でもまた、起きてしまったね、、、」

 相手が出来なくなった訳は、彼の地元ミズーリ州で起きたストームの影響により、職を離れられなくなった為だと聞いた。チャーリーは昨年から米国でのチャンスに懸ける為、今まで持っていた職を辞め、待ちに待ってこの日を迎えていた。

 前回のキャンセル時は次への希望が有り、それがより高いモチベーションとなるモノだった。だから彼はがんばれた。ずっと待っていたチャンス、しかもそれがより大きなモノとなったからだ。

 それを結果と内容でみせる自信はあったはずだと自分は感じていた。チャーリーが昨年から1年、試合のチャンスを迎えられなかった中、しかし辛抱強く待つ事で、周りを、あらゆる角度から状況を見て、考え、判断して、自分の言葉で表現し、責任を持って行動していたからだ。

 しかし、今回のキャンセルは彼を大きく落胆させた。アメリカに来て以来、2度目のキャンセルだった事以上に1年間、待っていたその事実が彼の気持ちに大きなダメージを与えているのだ。

 そんな彼を前にして、今、自分が出来る事、ではなくしなければならない事を考えていた。

 あらゆる感情と現実的な問題が思考を邪魔する中、まず考えるべきは選手、チャーリーの事を思った。

 その彼のたった今の気持ちをなにより尊重し、しかし未来の事も見つめて、今、自分は行動している。そして明日、出場するはずだった試合を観て、翌日に自分達は日本に戻る。


 『寒中の雷は豊作の兆し』ということわざが日本にはあるらしい。

 またその逆で『寒雷は凶作』とも言われる事もあるようだ。

 "The Lightning"は自分が付けたニックネームだった。

 実りはこの冬を越えてからと、自分は信じている。
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