(衝撃的出来事)
昨日、ラスベガスはMGMで行なわれたパッキャオvsマルケス戦を生で
観戦する事が出来た。
関係者の方でチケットを用意して下さり、会場内でしっかりと見る事が出来たんだ。本当にありがとうございました。
自分は他の目的があってべガスに来ていた、どちらかに賭ける為、それもやりたかったが忘れていたよ、バタバタしていて。
そして今回はおかげさまでお金をスルことはなかった。予想だにしない内容と結果で試合は終わったからだ。
まさかマルケスが、パッキャオに対し一番劣っていたはずのパワーで勝つと誰が思っただろうか、どうかそのパワーが練習の賜物であったと信じたい、、、
パッキャオの今までの対戦者に対してのアドバンテージは常にスピードであった。そこにパワーも加わっていたからこそ、圧倒的に試合を進め続けられてきたんだと思う。そして先にパンチをコネクトしてから自分のペースに持ち込むのが勝利のパターンだったはずだ。
しかしマルケス相手にだけは、それが今まで中々出来ていなかった。パッキャオのスピードを殺させるマルケスの技術と勇気はすごいものがある。
べガスのビッグマッチを見たのは今回が初めてだった。
世界中で大小さまざまな試合を観て来たけれど、べガスで見ていなかったと言う事はある意味、まだ何も本当のボクシングに触れていなかった、と言ってもよかったのではなかろうか。そう思わせる程、良い雰囲気だった。
そして観客に目がいった、ド派手なかわいい子が沢山いたから、と言うだけではなくて、いったいどんな観客達がこの試合を観に来ているのか気になったんだ。
メキシカン、フィリピーノは当然多くいたが、思いのほかそんなにボクシングに詳しくはなさそうな一般的な白人も多く会場で見られた。
これはきっとパッキャオの人気が一般レベルに浸透している証拠なのだと思った。
一般の人達にとって、マルケスはメキシカンのお客を呼ぶレベルまでの知名度でしかなかったはずだ。しかしそのメキシカンが一番の動員力を誇っていたのだろうけれど、、
普段ボクシングに気を止める事が殆どないはずの一般的なお客が「あの試合を会場で見ていた」ということに喜びを持たせる程、パッキャオの知名度はアメリカに一般レベルで浸透しているのだろうと思った。
今回は今までの二人の対戦に比べてフィリピーノの数が少なかったらしい。きっとチケット代が高くなっていった事、経済力を持つ一般客が会場に足を運んだことがその要因でもあるのだと感じた。
他にもいろいろと感じる事はあったけれど、基本的にはメインイベントのあまりの内容の濃さに、感じた事について思考するまでにいたらなかった。
衝撃をどんな試合にでも、特にメインイベントにその可能性をどれだけ匂わせられるかが、この競技のプロモートにおいて大切な部分なのだと思った。
本日LAに向かう。今度もまた関係者のお陰だ。今度来るときは少しでも自立出来る力を付けねば、、
皆さん、この度も本当、ありがとうございました。
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