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八王子中屋ジム プロモーターの喜怒哀楽
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一応、自分の職業はボクシングのプロモーターということになっている。

実務が中々、伴わないから皆、自分のことをマネージャーだと思っている。まぁ、どっちでも構わないっス。

普段は雑務が主な勤め、たまに試合のマッチメイクなんかの交渉事をすることもある。おもに海外担当。

掛け算、割り算するほど、複雑なことは今までそんなになかった。大抵はいろいろなメリット、デメリットを足し算、引き算しながら現実を受け入れて話を進めるんだ。ああ、そうか大変なるのはこれからだきっと、自信は、勿論ない。

ある選手達の海外での試合を望み、臨んで始まった今年の仕事。大切なのは保つモチベーション。選手達はプロと呼ばれるだけあって、立派ですよ、本当。

そんな時、ジムの会員の子供が聞く、

「一生さんはいつもなにやってるんですか?」

大切なのはモチベーションを保つこと、、、

もっとがんばるよ、自分。
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1年以上放置していたブログを再開しました。


(働いてた、ふりをする私と荒川仁人 in カンクン,2012年WBC総会)

始めるにあたっては前の再開時と同じ理由です。

  新たな始めに

tuwitterも始めました。

  https://twitter.com/isseinakaya

色々始めて収集着くかはまったくもって分かりませんが、今年はちゃんとゆったり続けたいと思いますので、宜しくお願い致します。

昔の旅の話はこちらから。

  諸国漫遊記

海外と日本のボクシング界の違いや、貧乏旅行の楽しみや苦しみ、本当に行くべきだったのか、など、特に意味のない、お菓子みたいなことを書いてます。

今年は自分の仕事も飛躍の年に成るか!?がんばります〜。

”ウエイトトレーニングなんて、チーズケーキを、叩いて鍛えようとするようなものさ。"

by Mike Tyson

そういえばタイソン、引退後にいろいろ告白してたっけ、、、




 ”Lightning never strikes the same place twice”( 同じような悪いことは同じ人に二度起きない.)


 予定していた東洋太平洋スーパーウェルター級王者"The Lightning"チャーリー太田のアメリカ第2戦は、またも相手側の問題によりキャンセルとなり、それでも計量会場に足を運び、秤に乗って、しかしやはり試合はキャンセルで、会場を後にし食事をしていた際にチャーリーが話していた。

「僕のニックネームの"The Lightning"、アメリカではLightningは同じ所には2度落ちない、ということわざがあるんだ。日本にはそんなことわざはない?でもまた、起きてしまったね、、、」

 相手が出来なくなった訳は、彼の地元ミズーリ州で起きたストームの影響により、職を離れられなくなった為だと聞いた。チャーリーは昨年から米国でのチャンスに懸ける為、今まで持っていた職を辞め、待ちに待ってこの日を迎えていた。

 前回のキャンセル時は次への希望が有り、それがより高いモチベーションとなるモノだった。だから彼はがんばれた。ずっと待っていたチャンス、しかもそれがより大きなモノとなったからだ。

 それを結果と内容でみせる自信はあったはずだと自分は感じていた。チャーリーが昨年から1年、試合のチャンスを迎えられなかった中、しかし辛抱強く待つ事で、周りを、あらゆる角度から状況を見て、考え、判断して、自分の言葉で表現し、責任を持って行動していたからだ。

 しかし、今回のキャンセルは彼を大きく落胆させた。アメリカに来て以来、2度目のキャンセルだった事以上に1年間、待っていたその事実が彼の気持ちに大きなダメージを与えているのだ。

 そんな彼を前にして、今、自分が出来る事、ではなくしなければならない事を考えていた。

 あらゆる感情と現実的な問題が思考を邪魔する中、まず考えるべきは選手、チャーリーの事を思った。

 その彼のたった今の気持ちをなにより尊重し、しかし未来の事も見つめて、今、自分は行動している。そして明日、出場するはずだった試合を観て、翌日に自分達は日本に戻る。


 『寒中の雷は豊作の兆し』ということわざが日本にはあるらしい。

 またその逆で『寒雷は凶作』とも言われる事もあるようだ。

 "The Lightning"は自分が付けたニックネームだった。

 実りはこの冬を越えてからと、自分は信じている。

(そりゃ、このときはまいりましたよ。)

 先日、このブログに記事を書いて以来、また日が空いてしまった。

 その間にまさか本当に先日書いた対応力を試される機会が、すぐに訪れるとは思いもしなかった。

 2月21日に予定されていたNYでのチャーリー太田の試合は、相手選手のフィジカルに異常が見つかりキャンセルとなってしまった。

 その際は皆沈んだ。

 けれどすぐに思った事は、それでも来る予定を立ててくれた人達の為に、せめて当日のチケットを数枚確保しようと思った事だった。

「皆、もう既にチケットは買ってるんだヨ。」

 チャーリーが教えてくれた。嗚呼、皆さん、試合が出来ず本当に申し訳ない、、、

 しかし、その計量時に知らされた1週間後の3月1日、NYの北にあるフォックスウッズ・カジノにて行なわれる試合出場の可能性に、気持ちを盛り返させてもらったのもまた事実。

 チャーリーより大きな舞台に登場するチャンスを得れる可能性が出来たのだ。

 そのイベントならばモチベーションも維持出来る。ラッパー兼プロモーターの50セントがディベラプロモーションと共同プロモートすることで異色の注目を集める同興行、発表されて以来、自分もチャーリーも気にはなっていた。

 まさかその後に自分達が登場する可能性があるとは。何が起こるか分からないモノである。


 
 いろいろな事が細かく、大きくあったけれど自分達はこの日の興行に出場するチャンスを掴む事が出来た。決して簡単に入り込める興行ではなかったのは確かな事だ。

 それでもねじ込んでいけたのは、僕の力がついたから、ではもちろんない、残念ながら。

 周りの人達がいろいろと動いてくれたのだ。自分はただ邪魔をせず、しかし予想を立てて静かに動いただけ。そしてチャーリーが我慢し、信じ、トレーニングを続けていたからこそ。

 失うモノは少なからずあった。全ては未来を切り開く、そのチャンスを得る為だ。嗚呼、無理だったらどうすればいい、、

 それもまた経験となり、勘違いしなければ糧となって皆に積み重なるはずだと思った。ギリギリだからこその緊張感ある対応ができたと思う。これは間違いなくチャンスなのだ。


 そして自分達がNYで残って勝負する事が出来たのは、日本で自分達の穴を埋めてくれているスタフや練習をがんばる選手達がいるからこそ、だと言う事をとても感じている。個人で大切な用事があったにもかかわらず、それを諦めて仕事に専念してくれたスタッフもいる。

 皆、本当にありがとう。でも、出費が激しすぎてお土産は買ってあげられそうにないけれど、、

 代わりにおっきなチャンスを掴む、きっかけを掴んできたいと思います。

 今日、試合の為の最後の検診をチャーリーが受けて来た。後は計量、試合を迎えるだけだ。

 と、思っていたら今、プロモート会社からもう一つ検査を受けてくれと電話があった。嗚呼、後少し、後少し、、、

 NYの外はまだ寒い、日本もやはり寒いのだろうか。



約1年ぶりのNYに今着ている。東洋太平洋スーパーウェルター級王者のチャーリー太田の試合のためだ。

前回はいろいろとしっかりと準備をし過ぎてよくなかったことがあり、今回はあんまり準備をしなかったせいで良くないことがいろいろとあった。嗚呼、なんてこった、、

つまりそのときどきで、うまく行っている時も、またそうでない時も、対応力を持っていないといけないということか。

ついでに言ったら判断力も必要だと感じた。今回は判断したことが裏目に出てばかりでいろんな人たちに迷惑をかけてしまった。きっと今までの経験をうまく結び付けられていなかったからだろう。

その全てで瞬発力が伴っていたらなお素晴らしいのだろうけれど、とりあえずはこれから試合まで、出来るだけ良い判断と対応で進んで行きたい。瞬発力は経験と重なり出してからついてくると思うんだ、多分。

チャーリーが昨日、NYに到着した。これから早速トレーニングを始める。

1年経って、自分達の変化を試す機会、それが成長と呼べるような結果と内容を求めたいと思う。
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