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八王子中屋ジム プロモーターの喜怒哀楽
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 10日を過ぎてはじめて最初の記事。

 きっとみなさん仕事が始まって正月休みから日常に戻りつつあるのでしょう。

 自分はちゃんと年末に終わらせられなかったことを正月の間やっていた。それぞれに正月の過ごし方はある。

 2013年になっても中々決まらないことがる、試合のマッチメイク。

 選手はしっかりと準備してくれている。その姿を事務所から眺めているのはちょっとつらい。

 しかし、そこで終わらずに、むしろそこからのアイデアで勝負するのがうちのジムの持ち味だ。どうか選手の皆はそれぞれに戦っていてほしい。チャンスの来るその日まで。

 と言っている間に一人の選手の試合が決まり、一人の選手の試合は中止となった。

 決まったことは違うけれども、両者ここは頑張り所である。あっ、自分もか。

 今はなりたい自分への過程なのだ。まっすぐ最短、進みやすい道を歩めるのは限られた人間だけなのだと自分は思う。だから自分たちは自分たちなりの道を進んで、自分の目標に向かっていくしかないはずだ。

 それぞれに人生の過ごし方はある。

 今年は決まらないまま始まった。それも過程だと信じたい。
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(とりあえず、また来年やればいっか。)

 今、ジムの引っ越し、年末の片付けを行なっている。しかし1年を締めくくるようなものではない。

 多分、年を越す事も普通に流れ、ある意味ただの1日になりそうだ。

 物事を締めくくる事はとても大切だと思う。

 が、どうやら自分はそれを行なう事がとても苦手のようで、ズルズルと進んでしまっても構わないから、区切るような休みを入れずに継続しながら常に行為を続けることが合っているみたいだ。休むともう戻る力が無いからかもしれないけれど、、、

 それはある意味、終わりも、始まりも特にはなく、継続し繋げ続けるジムの流れと似ていなくもない。

 今にして思えば、良かった事も、悪かった事も、殆ど混ざっていて一つ一つの出来事として捉える事が出来やしない。全ては大きくなる次へ進む為の要因でしかなかった気がする。

 だから前だろうが後ろだろうが、進んでいる限りは今日その日の考えが全てであり、過去の考えは、そんなに大切な事ではないのではないかと思うんだ。大切な事は自然と残る。

 過去を引きずるようにして今を生きるのはしんどい事もある。心機一転、新たな気持ちで、物事に望むのは素晴らしい事だ、けれど、実は常に積み重なりは止まらないことを分かっている。

 だから昨日諦めたことが今、目の前に存在する。ああ、昨日やっておけば良かった、、

 その固まりを片付ける為に、皆、大掃除をするんだね、きっと。

 出来ないなら、毎日やりきらないと行けない事を再確認した自分の、大掃除をやれない言い訳。
今日のジムは写真撮影。

先月、沖縄でWBCユース世界バンタム級王者になった野崎雅光のパネル写真のためだ。

後楽園ホールではなくジムに飾るためのパネル写真、暗黙の適度なルールがあるホール用の写真と違って、ジムだけのならばある意味、撮影は自由だ。


(いや、いや、いや、自由ってそんな意味ではないでしょ。)

全日本新人王となり、日本ランカーとなった野崎のまさはその空間を自在に操るような動き、”八王子の小天狗”としてあだ名を襲名した。決して無理やり名付けたわけではない、はずだ。

そして2年前、今や良い思い出となったメキシコ修行の旅に出た野崎まさ、その修行の旅に携えさせたのがこの天狗のお面だった。

わざわざ高尾山のご協力を得て制作したこのお面、元々はトサカのあるただの烏天狗のお面だったが、これをベースに改めて制作してもらったのだ。


(からすが、、)


(烏天狗に)

震災後のまだまだ大変な時期だった。

その際に決断したメキシコ修行、試合の旅、荒川も練習させるため、準備が大変だったのを覚えている。あいさつ回り、航空券、メキシコ側とのコンタクト、その他国内の試合準備、などなど

結局お面の制作は出発には間に合わず、メールやテレビ電話を通じてメキシコからイメージを伝え、その後に持ってきてもらった。

なぜ、大変な時期にこんなものを制作したのかといえば、何でだろ、、

きっと何か象徴的なものを携え、何かを背負って挑戦したかったのだと思う。そんな覚悟が必要な時だったんだ。

多分、このお面にはまさよりも自分のほうがずっと思い入れがあるはずだ。沢山の意味を込めて制作したこのお面、あの時のことを改めて思い出す。

思い出す、、

ふ、2つくらいしか思い出せん、、

たくさん込めて、残ったものが本当に大切なこと、としておこう。

今度のお面の出番は来春前あたりである。


 チャーリーに何としてもアメリカで試合をさせてあげたい。

 1月の試合をアメリカ側のプロモーターに依頼している。

 2年前は本人の希望があり多くのタイトルマッチを日本で行なった。経済的にはきつい事もあったけれど、チャーリーは結果で答えてくれた。

 今年は3月にとうとうアメリカデビュー戦を行なう事が出来た。NYシティのど真ん中、マディソン・スクウェア・ガーデンのシアターにて、セルジオ・マルティネス、HBOのアンダーカードでの試合。見過ぎではあったけれどもTKOで勝利。

 しかし狭き門を目指すが為、結果を出すのみでは十分ではなく、その影響もあり後のアメリカでの試合は話しが出ては消え、試合が中々行なえない日々が続いていた。

 11月にチューンアップ戦として日野市で試合を行ない、タイトルを持つスーパーウェルター級、からウェルター級まで戦える事をみせたチャーリー、アメリカ人にとっては大切なクリスマスを跨いでも構わなからと試合を望んでいる。

 チャーリーが望むその道は世界中のボクサーが目指し、憧れる舞台だ。だからこそ、その競争率は激しい。

 荒川も淵上も世界タイトルに絡む試合を海外で行なえたが、本当の意味での世界、その中心、メジャーの地で戦ったのはチャーリーだけだった。

 自分が海外に出た際一番名前を聞かれたのが、世界線を行った淵上でもなく、挑戦者決定戦を行った荒川でもなく、チャーリーだった。別に彼の名が発音しやすかったからではない。

 チャーリーはわかっている、戦うこともボクサーの仕事だけれど、待つこともまたボクサーの仕事なのだ、ということを。

 だからこそ、彼が何を待っているのかを示してあげることが、自分の仕事なのだと思う。

 今、八王子中屋ジムの一番の目標はチャーリーの試合を決めることだ。できるならばNYのかりはNYで返したい。

 決して自分が住んでた場所にまた行きたいわけではない。いや、それもあ、、、


 
 

(少しずつ片付いてはいる。)

日本に帰って来て以来、いつもの雑務に追われている。

引っ越してからそのままになっているものをどんどんと片付けているのだけれど、中々終わりそうにない。年をまたぐよこれはきっと。

ジムは年末という事で練習に来ている人達も少なめだ。

忘年会、仕事の締め等、みんなきっと忙しいのだと思う。まさかそのまま全然来なくなったりして、、

うちのジムは練習生を募集しているけれど、具体的なキャンペーンや呼び込みをした事がないらしい。

同時にスカウトもした事が無い。正確に言えば長の会長がそ必要は無いと思い、実際に本人はスカウトに動いた事は無い。いつも来てくれた人が最高のお客さんであり、選手なのだ。

ビジネスの側面からうちのジムを覗いてみる。きっと何と愚かな事ばかりだろうと周囲からは見えなくもないはずだ。自分たちもその意識が足りない事を自覚している。

しかしだからこそ得ているものがある事も自覚している。

要は何に信念を持っているかだ。

自分の信じた道で今年は何度も海外に行けた。しかしビジネスは厳しかった。重要なのは行く事ではなく、何を成せたかという結果だ。

来年こそはその結果を出さなければならない。その為に、という意味でビジネスも頑張らなければならない。

この順番が変わらない限り、ジムは前に進んで行けそうな気はする、と現実的な雑務の中、感じている。
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